点呼 その2 日本郵便点呼適正化に向けた取組み

日本郵便点呼適正化に向けた取組みをみる
日本郵便の点呼適正化に向けた取組みは、おそらく全国の運行管理者がみると思います。
そしてすぐに違和感を感じるのは「今後の取り組み」にある、点呼フローだと思います。
現在は、鍵交付→日常点検→点呼としているフローを、勤務開始後、速やかに「点呼→鍵交付→日常点検」とする
フローに変更するマニュアル改正を実施
と書かれています。
「点呼→鍵交付→日常点検」とする
まさかとは思いますが、これを貨物自動車運送事業輸送安全規則 第七条に基づく点呼フローとしていることはないとは思いますが、もし
これを「運行管理上の点呼フロー」として書いているのであれば、
改善になっていないのは明らかです。
改善案なので誤解を招くような文書は避けたいものです。
「点呼→鍵交付→日常点検」
このみっつを行ったあとで、運行管理上の点呼を行わなければなりません。
記載してある欄は、下に余白が十分あるので、その後、運行管理上の点呼を追記しておいたほうが良いように思います。
例えば
「日常点検後、整備管理者による運行可の決定を経て、貨物自動車運送事業輸送安全規則 第七条に基づく点呼を実施する」
というような、文言はどうでしょう。
全国の運行管理者のみなさん、あなたが、改善案に携わっている当事者としたらどうしますか。
