何かを変えようとすると必ず反対がある

何かを変えようとすると必ず反対がある

研修システムの構築のみならず、新しい安全対策や時間管理など、いままでにやっていなかったことをスタートすると必ず反対があります。

このことはとても重要なことなので、度々お話することになると思います。

もし現場の責任者が自らの発案で動こうとしたならば、先ず上司、そして社員、誰かが必ず反対します。

経営者が自らの発案で動こうとしたならば、

意外なことにいつもは何かと信頼している従業員が反対に回るかもしれません。

そうした社員の反対のために、新しいことがまったくできずに停滞して旧システムが延々と継続し気がつけば数十年そのまま。

何かと反対に回る人たちは、決して旧体質のままで良いと思っているわけではなく「この部分に関しては変わらなければならない」「変わって欲しいところがある」と常日頃から問題意識を持っている場合が多くあるものです。

でも、いざとなると、その方法が何かと問題だらけにみえてしまって「うまくいかない可能性しかない」と思ってしまいます。

それは自然なことであり、実際、その懸念は、正しいことが多いのです。

新しい施策は「失敗」してしまうものなので仕方がありません。

そのため、何度もチャレンジしても、そのたびごとに「失敗」を経験すると次第に「学習性無気力」に落ちていき、思いはあっても「動けない」という状態に陥っていきます。

それでも賢明なる経営者は、動かしていかなければなりません。

信頼

そのような時に必要なもので、とても重要なものがあります。それは「社員への信頼」「仲間への信頼」です。

いつも何かしくじってばかりいる社員、なにかとサボリ癖のある社員、問題行動ばかりしている社員、入社したてであてになりそうもない社員。めんどくさがりやで相手にしてくれなさそうな同僚。

そうしたすべての社員、すべての仲間を信頼します。

そして新しいことをスタートすることで山ほど現れる「失敗」や「問題」について、すべて受け容れることを覚悟することが大切です。

まず間違いなく最初は、ボロボロからスタートするものです。

その企画が、その組織にとって先端的で効果的なものであればあるほど、最初は、ボロボロのどうしようもない結果からスタートします。

その時、次の一歩を出すために、どんな状況であっても全員を信じ切ることです。

四面楚歌のとき

四面楚歌で、反対者ばかりに見えてしまうことがあります。

そのような時には、けっして賛成ではないけれど、こちらの方を向いている人がたった一人でもいたら、何かの勘違いでこちらの方を向いているように思われる人がいたら、その人を信じるそして感謝する。そうすることで、その企画を自信を持って進めるようにすると、うまくいく流れに変化していくようになります。