静岡市の中小貨物運送事業者向け補助金

静岡市では令和7年から9年までの3年間に運送事業者向けの補助金企画を実施しています。

令和7年事業

静岡市HPよりhttps://www.city.shizuoka.lg.jp/s2859/s013091.html

業務前自動点呼導入に使える

8月から業務前自動点呼が解禁になりました。

この補助金申請は10月31日までなので、点呼のあり方に問題を抱えている事業所にはいまがチャンスといえます。

他の補助金と併用できる

またこの補助金の特徴は、他の補助金との併用ができます。

例えば、全日本トラック協会の「自動点呼機器・DX導入促進助成事業」を使い10万円の助成をうけ、残りの負担分について、この静岡市の補助金を使ってさらに半分の助成を受けるということができます。

ざっとした計算

ロボケビーは約13万円

例えば、e点呼セルフ Type ロボケビーの場合であれば、機器本体は約36万ですので、全日本トラック協会の助成事業から10万円、残り約26万円の二分の一である約13万円を静岡市補助金を使うということで、約13万円の実費で導入ができることになります。

自動点呼の利用料について

自動点呼の利用料は、年額で約30万円~約40万円。月々にすると約3万円前後が必要です。この費用については助成も補助もありませんので実費がかかり、導入することで新たな経費がかかってくることになります。

しかし今まで、常に点呼場に運行管理者が拘束されていたものが、その必要がなくなります。

さすがに事務所に誰もいない状態にすることは、何かと問題がありますが、他の業務で事務員の方等が事務所にいらっしゃれば、機器の取り扱いに問題が生じたときなどには対応していただくこともできますので、運行管理者は点呼時間に点呼以外の業務を行うことができる。つまり点呼時間に点呼場に必要な「人件費」がかからないということも可能といえます。

業務前点呼に要する時間が1時間と業務後点呼に要する時間1時間で2時間。静岡県最低時間給1097円×点呼2回分×20日≒約4万円。そうしたとき月々3万円はペイできるというように思います。

ただし、点呼時にその場で運行管理者が記入して完成させていた点呼記録簿について後で漏れなどのエラーがないか確認する時間が必要になりますから、そんな単純ではないかもしれませんが。

静岡市物流効率化等生産性向上支援事業補助金

https://www.city.shizuoka.lg.jp/s2859/s013091.html

pdf資料

全日本トラック協会自動点呼機器DX導入支援助成事業

https://jta.or.jp/member/shien/tenko2025.html

pdf資料

業務前点呼認定機器

※国土交通書HPよりhttps://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_tk2_000082.htmlhttps://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_tk2_000082.html